協会について

About ASSOCIATION

一般社団法人マインドフルネス瞑想協会は、2017年、当時まだ認知度の低かった日本国内に、広くマインドフルネスを普及させるため、瞑想・ヨガ講師として活動する吉田昌生によってに設立されました。マインドフルネスの普及、精神衛生の向上に貢献することを目的とし、マインドフルネスに関する知識や実践方法の提供、および、マインドフルネス講師の育成、講師の資質向上のためのオンライン、オフラインによる講習会・研修会の開催、普及啓蒙活動を行うことで、我が国におけるマインドフルネス文化の向上、マインドフルネスに携わる人々の知識、資質の向上を通じて、人々にマインドフルネスを広く行き渡らせ、豊かな生活を提供し、社会全体の資質の向上と人々の幸福度の向上に貢献することを目指します。

吉田 昌生の画像

ストーリー

(設立者の想い)

突然ですが、あなたはいま、幸せですか?
国連の関連団体が毎年発表している「世界幸福度ランキング」によると、2019年の調査では、世界165カ国中、日本は58位。日本は、物質的には豊かで便利な国ですが、引きこもりや自殺者も多く、私たちの幸福度は決して高いとはいえません。いまの私たちに必要なのは、外的な充実度を追求することより、内的な幸福感を高める習慣なのかもしれません。それを可能にするのが「マインドフルネス瞑想」です。

初めまして、吉田昌生です。 私は20代中頃、すべてがうまくいかず、体調も崩し、引きこもって鬱鬱とした生活を送っ ていました。なんとか救われたい一心で、心理学や脳科学の本を読み漁りました。そんな時に出会ったのが、1冊の瞑想誘導CD付きの本でした。 初めて瞑想をしてみると、モヤモヤと過去と未来を彷徨って止まることのなかった思考が静まり、とても久しぶりに、心の底から安らぐのを感じました。そこから瞑想に興味を持って、様々な瞑想指導者のもとを訪れ、あらゆる瞑想を体験しました。

一口に瞑想といっても、実は沢山の種類があります。その中で、最も私が効果を感じたのが、マインドフルネス瞑想でした。当時はまだ、日本にはマインドフルネス関連の文献がほとんどなく、あるとしてもとても専門的で難しいものが多かったため、なんとかわかりやすく多くの人々に伝えることはできないかと考え、一冊のマインドフルネスの入門書を書きました。その本が大変注目を集め、それからマインドフルネスに関する書籍を書くことが、私のライフワークの一つとなりました。

マインドフルネスのイメージ画像

近年、「マインドフルネス」は世界中で注目され、うつ病などの精神的な疾患を抱えてしまった人たちに対してはもちろん、グーグルやインテルなど、世界的な企業でも研修に取り入れられ、ビジネスパーソンへの研修などでも採用されています。私はマインドフルネス瞑想の講師として、多くの人を指導していますが、半年以上、継続して実践している方からは、「よく眠れるようになった」「怒りに振り回されなくなった」「家族との関係が良くなった」「幸せを感じることが増えた」といったような喜びの声をよく頂きます。なぜマインドフルネスで家族関係が良くなったり、内的な幸福感が高まっていくのか?これらは全て、「気づき」(アウェアネス)が高まることで起こります。自分の内側で感じていることに気づく練習をすることで、無意識の感情や思考との関係性が変わり、自分の心とうまく付き合えるようになります。「気づき」と「思いやり」を養うことで、今ここの幸せや全体とのつながりを実感できる ようになるのです。

私は、人類がかつてないほどの大きな転換期を迎えたこの不安定な時代にこそ、マインドフルネスが果たせる役割はとても大きいと信じ、マインドフルネスを伝え、広めることに使命感と情熱を感じております。一人でも多くの方の人生が、マインドフルネスによって良い変化を遂げることができますように。

一般社団法人マインドフルネス瞑想協会
代表理事
吉田 昌生

協会理念

幸せに生きるための智慧(マインドフルネス)を学び、分かち合うことで、人類の心の成長、幸せに貢献することを目指しています。 そのために、マインドフルネスを実践する場の提供と、マインドフルネスを伝える講師の育成を、積極的に行なっていきます。